大阪観光局、中国銀聯グループとスマホQRコード決済促進。災害の日本から、おもてなしの日本へ中国人観光客を呼び戻す!
最終更新: 2018年12月19日
大阪観光局、中国銀聯グループとスマホQRコード決済促進。
災害の日本から、おもてなしの日本へ中国人観光客を呼び戻す!
大阪は富士山、箱根、東京というゴールデンルートの起点。
しかし、今は台風、地震に・・、外国人観光客には災害の日本というイメージ。
大阪の観光ホテルはガラガラ。まだ関西空港は立ち直らずという状況ですね。
そのような厳しい状況だからこそ、店舗でのおもてなしを見直す機会です。
ご安心ください、一時的に訪問客は減っていますが、その反動で2〜3年後には持ち直して今以上にお客様が増えます。東日本大震災の後、訪日観光客が減りましたが、その後に反動の中国の方々の爆買いとなりました。
オリンピックの年には新しい、体験型の観光が始まってきます。中国からの団体旅行以上に個人旅行客も増えます。私たちのQRコード決済サービスのアプリで「おもてなし」をしませんか。
チャイニーズドラゴン新聞の記事からQRコード決済の新しい動きをご紹介します。
大阪観光局、銀聯商務、 マーチャント・サポート社 の三者間での連携協定の締結後に銀聯の日本側の窓口となるマーチャント・サポート社の担当者より、同社が提供する店舗用のスマホ決済アプリケーションMS Payの特長が説明されました。
銀聯商務:中国政府主導で設立された決済会社。世界一のクレジットカード会社
マーチャント・サポート:スマホ決済アプリ「MS Pay」開発会社、銀聯日本窓口
チャイニーズドラゴン:日中間の機内新聞にも使われている日本と中国を結ぶ新聞
1アプリで中国3ブランドを決済
「MS Pay」は、QRコードの機能を使ったスマホでの決済アプリケーションです。
店舗はタブレット又はスマートフォンに「MSPayアプリ」をダウ ンロードするだけです。
現在中国人の間で利用されている「Alipay」と「WeChatPay」を使い中国人客が商品を購入するときの決済ができるサービスです。
店舗側は「MSPayアプリ」に日本円で金額を入力し、中国人客のスマホのQRコードをスキャ ンするだけで、数秒で決済が完了します。
さらに、店舗側はこのサービスを導入するた めに専用の端末を購入する必要がなく、初期費用や月額の固定費用の負担もないので導入のデメリットがないのもポイントです。
銀聯傘下のマーチャント・サポート社では、年内中に「銀聯QR Pay」の日本でのリリースを予定しており、実現すると日本では初めて、先行する「Alipay」「WeChat Pay」に加えて「銀聯QR Pay」を含めた三ブランドの決済がMS Payで可能となります。
マーチャント・ サポートの新端末
マーチャント・ サポート社では、日本国内で行ってきたクレジットカー ドの決済代行業務の経験を活かし、クレジットカード 決済とQR決済をひとつに 集約する端末機を開発中です。試作機も会場に展示され、参加者はデモンストレーションを熱心に見入っていました。
越境EC
また、今回の提携では、日本を訪れた中国人観光客 が帰国後に気に入った商品を再度購入するための越境ECの取り組みについても発表された。中国人での人気商品がネットで販売し易くなります。
大阪観光局が日本観光のモデルに
大阪観光局は銀聯グループと連携して大阪館ページを開設して、大阪地域の店舗の情報発信を後押ししていきます。今回の三者間の連携は、 日本政府が推進する観光立国のモデル事業になるもので、その推進に中国銀聯グループが積極的に関わっていきます。